ドゥー カプチーノ
2004/8/22

8/22
 暑い夏も峠をこえたような気がします。が、まだまだ暑いですよね。連日の深夜のオリンピック放送で寝不足の方も多いかとも思います。楽しみにみているのはいいんですが、どうも惰性でだらだらとテレビを見てしまい、気がつくと脳の思考回路が停止している錯覚、現実?を覚えるのは私だけでしょうか。

 昨日の夜は、川崎の多摩川花火大会でした。ここ数年見に行ったことはなかったんですが、診療所のビルの屋上にいすを持ち出し、中華弁当を食べながらの見物人と化してました。向かいのマンションの屋上にちょっとだけ垣間見える花火には、くやしさはあるのですが、満足です。昼間熱せられた屋上のコンクリートの上が、夜は暖かく素足のままには心地よい。そこに吹く秋の気配もまざる風。花火のあでやかさ。タイミングを遅らせ聞こえる、どーんという音。五感に訴えるものは脳も刺激されます。特に、花火の音は、過ぎ行く夏を、もの悲しく叫んでいるようにも聞こえ、ノスタルジックになってしまいます。
 今日、急患で来院されたある患者さんは、冷たいものがしみるのでなんとかして、という主訴。夜の花火大会で冷たいビールを気持ちよく飲みたいんです。2時間ぐらいなら待つつもりで来ましたとの弁。

 来年も川崎の多摩川花火大会は続けてほしいです...ね。