ドゥー カプチーノ
2011/立春・雨水

2/17 まとめてアップでした。

2011  1/1
一冊のコミックに感動を覚えることがある。
年末にその一つのコミックに出会った。
成り行きはこうだ。
年末、ニュースでJAXAの展示館が閉鎖されるのを見た。仕分けの対象になったわけだが、その是非を論じるつもりはない。JAXAがなんなのか理解もしていなかったが、娘の一言である程度わかることになる。「私の買ってきたコミックに載っているけど皮肉なものね」と彼女のつぶやき。彼女が買ってきた一冊の本、それはコミック「宇宙兄弟」の第一巻であった。こんなコミックを読んでるの、と思いながら、ちょっと貸して、といいつつぱらぱらとめくってみた。題名からして「だっせーネーミング」と感じつつ「彼女が欲しいと思った本は何かあるのかな」と期待しながら読み始めた。一巻読み終わるのもあっと言う間だが、心をつかまれてしまった。夢を諦めない、試験に立ち向かう、学び続ける、受験生の応援歌にも聞こえるし、40代、50代の人生の応援歌にも聞こえる。
ただ気持ちだけが先にいっても仕方ない、準備をしていくには元旦から始めるのも悪くないな、と思い散歩にでかけた。

 

仕事でも余暇でもデジカメを使用する。デジ一(デジタル一眼)、コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)、口腔内カメラ(ピンホールカメラ)がその機材である。カメラに造詣が深いわけでは決してないし、必要最小限の労力と知識で素敵な写真画像が撮れればいいな、とぐらいしか思っていなかった。年末、二子玉川の高島屋の紀伊国屋で本を購入した。帰りのフロアーに昨年に(よく覚えていないが)、Leica Japanの直営店が出来た。興味は以前からあるが、先立つものもないし、カメラおやじでもない。しかし、ちょっと店内に置かれたM9はなかなかの重厚な雰囲気があった。店員の方と会話をした後、「どうぞ」と差し出されたM9に触れ、シャッターを何回も押させていただいた。初めての経験でした。シャッターのタイムラグはなくその音、質感、レンズの良さはさすがである。右目でファインダーを覗くの?と聞いてみたが一眼レフの基本らしい。そうか、顕微鏡みたいに両眼で見えるから有利なのか。ファインダーにつける接眼レンズもあり、これは便利。ライカを持っている人からレンズで一つ購入するとしたら(趣味の範囲で)どんなサイズ?と聞いたことがある。その人は35mmは一番必要なレンズだと思いますよ、と答えてくれた。ライカでは基本の1本は50mmだそうだ。単焦点であるので28mm、50mm、85mmなんかは欲しいと思うサイズ構成かもしれない。なるほどなかなか手が出せない趣味の領域である。

 

かなりの画像が溜まっている。長期保存において何を残すか。jpgやtiffは将来も残る圧縮形態かもしれない。しかしRAWはメーカーによってその形式が違うので将来使用できるかどうかわからない。AdobeがRAWデータの標準フォーマット「DNG」を提唱していることを初めて知った。データを保存するメディアには以前から言っているのだが、不安がある。CD-Rは保存状態が悪いと読めない場合もあるそうだ。HDDも寿命は数年と言われている。
リコーが行っているフォトストレージサービスを利用している方もおられるので今後の検討課題としよう。

 

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