ドゥー カプチーノ
2007/6/2

7/26

IT化とか叫び初めて久しい気もするが、アメリカ主導の方針にいいようにかき回されているのが現状だと考える。歯科医療の現場でも例外ではない。
PCの管理、使用に関して、実際に医療に取り込みスムーズに実用化するには多くの費用と時間が必要である。その時間があればそれは診療に向けられた方が患者さんは幸せなのではなかろうかと最近つくづく思う。

確かに低コストで高性能のPCは一般に手に入るようになってきた。しかし医療機器の名のもとにその制御を通常のPCに委ねているシステムでは、一般にPCだけで2〜3倍、いやもっと高い値段で通常のPCの価格が表示されている。ソフトと一体のシステム販売などと称しているものもあり、これだと当然もっと値が張る。だきあわせ商法だ。現行のPCのパーツが6年(もっと短い気もします)もするとなくなるが、すなわち、そのシステムの寿命も6年ぐらいだというわけ。その正味期限も言及しないで販売しているケースも多々ある。そんな高価に表示されているものをこれからも継続していく元気は、多くの同業者にはないと思う。

そんなIT環境にはまってしまったらデータを維持する為にPCは継続していく必要になる。全てを業者に任せていたら、多くの歯科の個人病院経営は成り立たないだろう