
11/11
たまにしか更新しないHPなんで、見る人がいるんだろうかと思いながら適当にやってました。反省。「見ているけど更新まだね」、と言われて気を取り直し、また始めたのでよろしくです。
毎年の恒例行事と化していますが、今年も北の唐松(北アルプスの唐松岳)に行ってきました。登山の時使用するトレッキングポール(だっけ)を今まで1本で使用していましたが、今年は2本のものにしようと登山用品を売っているお店で正しい使い方とメーカーを教えてもらい購入した次第です。
買ったのはLekiというブランドでこれが本命らしいです。先に言うと、このメーカーのこのスティックはとても使いやすく、2足で歩行するより、4足歩行がらくでしょ、という通り。帰宅後の膝の負担度合いは例年になく軽度です。
例年通り、1泊2日で日帰り登山の翌日診療体制ですから、余力を残さなければ生活に影響します。といいながら、今回はMB(マウンテンバイク)の車輪をはずして車に持ち込み白馬まで持って行こうという魂胆。11/3には、どうせ早く着くだろうから、自転車で遊ぼうと思っていました。昨年から、この時期の登山は単独行動をとってます。場合によってはちょっと危険、自分のペースで動かないと登って帰れない、ということが理由ですが誘っても誰も行こうと言ってくれないのが本音のようです。それならば車の中には遊び道具をいっぱい詰め込んで出発です。
民宿の画像はありません。知っている人にはあまりにも有名だし、荒らされたくないのでカット。(笑)
以前、白馬に来たとき必ず泊まっていた宿はフレンチのトロイメライ。料理もワインも食器も
宿泊料金の割に最高です。
食器は、クリストフル。バターナイフ1本で1万近くするお値段ですから、かなりのものです。
11/3朝、いつもの出勤時間より早く出たんですが、相模湖まで30km渋滞。国立から高速に乗ったはいいが、最悪の状態。今年のお盆も似たような感じですが、それ以上の混雑ぶりです。諏訪湖のSAで山菜蕎麦を食べたのが唯一の休憩。民宿に到着したのは14時40分頃。5時間以上かかりました。熱〜いお茶をごちそうになってから、自転車を組み立ててさっそく散策に出かけました。
風はとても冷たく、体はほかほか。11/3は晴天で日が出ている所はとても気持ちいいのですが、山の夕暮れは早いです。
ここ数年、白馬に来る時の宿はいつも同じで、親父ひとりでも楽しく泊まれる民宿です。ここは常連さんが多い。濃い人が集う場所なんです。11/3の朝の温度は摂氏0度、11/4は5度だったそうです。そんな朝晩、暖かく迎えてくれる囲炉裏がこの民宿の売り。夕食の後、日本酒でほろ酔いで囲炉裏のそばでごろごろしているのがなんとも言えず、いい。今回はもうひとグループ8名の方がお泊まりで、にぎやかな夕べとなりました。囲炉裏を囲んで某氏の差し入れの日本酒、ワインを皆で分け合って飲みながら話しが弾む。火を囲みながら共に飲むというと、酔いが回ってきた頃から身の上話も出てしまう。半数以上は50歳以上であり、最高齢は80ん歳の方でした。その方の開廊44周年の記念もかねて、乾杯。どなたもいろいろな人世を生き抜いてこられた方々であり、もちろん現在も進行中。楽しい会話が延々と続き、氷点下であったと思いますが、花火大会を田んぼのそばでやりました。かなり寒かったけど、皆、はしゃいでいたのは間違いない。宿への帰り道、見上げた夜空には満点の星が輝いていました。
案の定、次の日は寝坊でした。というより、囲炉裏の側から離れたくないという気持ちが強かったかな。
9時頃までに、山の最終リフトを降りていたかった。しかし、この日は10時を回っていた。時間的に山頂までは厳しいか。八方池の先で林道の直前で5分休憩。ここまで1時間。
丸山ケルンまでノンストップで行くことにした。ゆっくりとしたペースになったが、丸山ケルンまでの途中、積雪は5センチ以上の所もある。なかなかペースがあがらず丸山ケルンまで1時間。ここで12時ちょうどであった。ここでリンゴをかじる。血は出ない。うまい。ほんとうにうまい。行くとこまで行こうと思い、さらに山頂を目指す。
鎖のついた板の上をわたり、凍結した危険な足場を超えて山小屋直前まできたとき13時であった。以前、山頂を14時に息子と出発してリフトに乗り遅れたことがある。残り1時間で、夏なら山小屋から山頂までいくが、雪で足場が悪く、あせると危ない。今回は、ここで断念。引っ返すことにした。途中から晴天に恵まれ、かなり日中は気温が上がったようだが、15時を回ると曇り空に変わり気温も下がってきた。早く下山して、岩下の湯へ行こう。
いつも行っている半分露天の温泉である。ここに行かねば帰れない。
ゆっくり風呂に入り、17時30分過ぎに帰路に着いた。中央高速渋滞。東名に回避したが、帰宅に5時間以上かかってしまった。お盆に来た以上の混み具合であった。ふー・・・
疲れたけど、山から元気を確かにいただいた。
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